読み切り漫画

【クリムゾン・ヘッジホッグ】読み切り漫画の感想です!

どうも!コハク屋です!
今回の記事は泉博士先生の読み切り漫画「クリムゾン・ヘッジホッグ」の感想です。

ネタバレ注意

この記事には「クリムゾン・ヘッジホッグ」のネタバレを若干含みます。
未読の場合はご注意ください。

まるで乾いた荒野のような漫画

最初表紙を見た時にね、説明文は不穏だけど多少ハートフルな展開も多少はあると思って読み始めたんですよ。

無かったッ!そんな要素無かったッ!

ハートフルっぽいシーンはあったけど、殺人鬼のスパイダーは最初から最後までサイコパスだったし、殺人鬼に両親を殺された少女アキラも最後に恨みを抱いたままキッチリ復讐を果す。

読者を和ませるシーンなど一切無い、乾いた荒野のような展開が続きます。

まあこの漫画の場合、そんなシーンがあった方がおかしいんですけどね。

最後のオチがイマイチ

アキラ血針病が発動し、スパイダーを殺すと同時にアキラも死んでしまう筈なのに、吸血鬼化して死ななかったというオチ、あまりに唐突過ぎます。

血針病と吸血鬼の関連性は漫画内では語られていないし、吸血鬼化の複線も一切無し。

あのまま両方共倒れになってしまったら、それも救いの無い悲惨なオチだと思いますが、それを避ける為に無理やりアキラを活かした結果かな?と僕は思っています。

心に何も残らない

最後のどんでん返しや作品の雰囲気は好きなのですが、キャラクターに対する共感や作者の主張のようなものが一切感じられなかったです。

主人公2人の内、スパイダーは共感させる気が無いサイコパスだし、アキラも序盤は兎も角、中盤以降はスパイダーの強烈なキャラクターのせいで存在感が弱い。

結果、主観となるキャラクターがいないため、物語として楽しめないという現象が発生。

まるで外側は立派だけど中身は空っぽなハリボテのような空虚な作品だと感じました。

展開は良かっただけに残念です。

泉博士先生の次の作品に期待したいです。