読み切り漫画

【土曜日0時1分】あらすじと感想です!

どうも!コハク屋です!
今回の記事は少年ジャンプ+に掲載された西野彬秀先生の読み切り漫画「土曜日0時1分」の感想です!

この記事には「土曜日0時1分」のネタバレを含みます。
未読の場合はご注意ください。

主人公はサイコキラー

主人公は高校生の高校生の黒来優。

黒来は殺人衝動を抱えたサイコパスで、人を殺したい衝動に駆られていましたが、そのリスク高さから理性的に殺人衝動を抑え込んでいました。

しかしある日を境に土曜日0時1分から日曜日0時1分まで、毎週17年前の別人と意識だけが入れ替わるようになってしまいます。

「やれる・・・。」

入れ替わった相手は、ガタイが良く、頭もよくない。
しかも人を何人殺しても現代の自分はリスクを負う事はない。

黒来は17年前の世界で殺人を始めます。

母親想いの一面も・・・

そんなサイコパスの主人公ですが、シングルマザーで自分を育ててくれた母親へは少なからず愛情を抱いているようです。

母親の身を案じる場面があったり、母親や自分と同じ境遇にあるシングルマザーは殺したがらなかったりと、母親に抱く愛情は本物のようですね。

自分の生きる時代で殺人を我慢していたのも母親に迷惑をかけないためだったかもしれません。

しかし人間らしい部分はそれだけ、サイコキラーには変わりありません。

母親想いの部分を考慮しても、僕は好きになれるキャラクターではありませんでした。

もう1人の主人公

この作品は黒来以外にもう1人主人公がいます。

それが黒来と人格が入れ替わってしまう青与太郎です。

入れ替わった青は、最初の内こそ黒来の身体を使って17年後の世界を満喫しますが、徐々に黒来が自分の身体を使って殺人を行っている事実に気づきます。

気づいた青は黒来に殺人をしないよう懇願しますが、自分の友人を殺され、想い人の隣人も殺すと脅迫され、精神的に追い詰められていきます。

人は好いけど頭はけして良くない

黒来を入れ替わると同時に首吊りで殺そうとしますが、ナイフを所持したままだったので切り抜けられてしまったりと、性格は良さそうなのですが頭の回転は悪そうです。

結局頭のキレる黒来に翻弄され、なすすべなく絶望に追いやられます。

今作で一番の被害者と言って良いでしょう。

サイコキラーの末路

17年後の世界で、殺人を終え血塗れのままマンションに帰宅する黒来は、その姿を隣人のシングルマザーに目撃され、騒がれそうになったので咄嗟に殺してしまいます。

しかし殺した女性こそ、自分の母親になる筈の女性だったのです。

その事実は知った黒来は動揺し泣きながら死なないでほしいと懇願しますが、女性は死んでしまい、結果未来が変化し、意識が入れ替わると同時に黒来は消失してしまいました。

アナタはこの最後にどう思いましたか?

黒来より青に共感していた僕としてはこのラストに胸をすく思いだったのですが、ネット上には「母親を殺してしまった黒来が可哀そう」という感想もチラホラ見受けられました。

人によって読後感が大きく違う本作、アナタはこのラストにどういう感想を抱きましたか?

話がきれいに纏まっている良作

「世にも奇〇な物語」のエピソードを彷彿とさせるサイコホラー作品でした。

追い詰められた青与太郎の顛末や、何故人格が入れ替わるようになったのか疑問は残りますが、話はきれいに纏まっていて最後まで面白く読めました!

西野先生の次回作が今から楽しみです!